Boku_to_Kimi 世界一の日記

コンサルタント必見「ビジネス個性を大切に」をテーマに、現役コンサルタントたちが曝け出す苦悶の協奏曲

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

草原に立つ しゃべりすぎコンサル

話が異様に長いコンサルタントの 話している間の心理状態を紐解いてみる 「う〜、おれの話、質に自信がないから、とにかく量でカバーするしかないんだよな。若干周りがイラついているように見えるけど、まあ寡黙よりかはいいか。よく喋る方が明るく見えるし …

限りなく透明に近い「怒り」

プライベートな生活での怒りは赤や黒や紫のドロドロした色だが、ビジネスでは皆仮面を被って生きているため、ビジネスシーンでの怒りは限りなく透明に近い。 クライアントや上の人から 理不尽なことをごり押しされ お前死ねという怒り 本気で取り組む気がな…

グッバイ経験値至上主義 第5話

グッバイシリーズは 直感的に良いと思ってきた哲学的な概念を 多少強引な論法で書き進めながら方法論まで落とし込んでいく、まるで平日の深夜にやる3000ピースのジグソーパズルのようなもので、とてもエネルギーを要する。少し時間が空いてしまったが 遠…

ニヒコン 最強にして最弱説

「ロジカルコンサル」と「ニヒリズムコンサル」が同じチームにいると こうなるという実話。 ある営業改革プロジェクト、 翌日のクライアント会議に向け 若手コンサルたちが 喧々諤々 熱いディスカッション。 ロジコンX:「A案、B案、どっちを提案すべきか?…

嫌いな単語 圧倒的第1位

”お客様” この単語だけは絶対に使わない 正直、仲間や同僚が使うのも聞きたくない それほど ペリーにとっては 嫌いな単語だ。 この単語を使う君 その瞬間 どういう気持ちでその単語を発しているのか? そういうように教わってきたから?そう言っておけば誰に…

風景画に学ぶ

写真技術がこの世になかった18世紀以前 その時代の風景画は なぜかすごく惹き込まれる 油絵で滅茶苦茶 精巧に描かれていて 一見すると写真のようだが 何かが違う すごく近くで見てみる 風に揺らぐ草の一本一本 牧場みたいなところで井戸端会議にいそしむ女…

軍隊アリのマーケティング

軍隊アリを知ってるか? 一般のアリと異なり巣を作らず軍隊のように隊列を組んで前進し、目に付いた獲物には集団で襲いかかる獰猛な習性を持つらしい。 要するに超体育会系で、理由とかそんなものは関係ない。目の前にいる仲間にどこまでも付いていき、敵を…

白と黒の世界

深層学習を使った レントゲン画像解析の結果報告。 専門医がびっくりするほどの診断性能。 最新技術では 深層学習が画像のどこを見て判断しているのかヒートマップで表せる。見た目はこんな感じよ。 ある肺炎画像、深層学習が示したのは 「真っ黒の部分」 つ…

グッバイ経験値至上主義 第4話

ビジネス個性を認識し、そのフィルターを通して経験を重ねることで、独自の世界観が出来上がり、それが顧客への新たなValueを創り出す源泉になる。 それでは、どうしたら ビジネス個性を自覚し伸ばせるようになるか?そんなに難しいことではないさ。 1.いつ…

グッバイ経験値至上主義 第3話

ここまでの話をいったんまとめる。 自分自身のビジネス個性を認識し、それを伸ばそうと意識すると経験が立体的になり、物事の見方にオリジナリティが出てくる。この自分独自の視点、あるいは世界観を通して、クライアントが抱える問題を眺めたとき、群衆とは…

容疑者S

本当は 容疑者Sの実力と頑張りを 相当買っている いつもおちゃらけてるようで 常に周囲に気を配り 頭の回転が早く、直感的に物事の本質が見抜ける リーダーシップもあり ここぞという時は 限界まで頑張れるタイプ 半年一緒に仕事すれば だいたい分かる 唯一…

グッバイ経験値至上主義 第2話

前回の要約はこうだ ”経験値を武器にパワープレイで勝てる時代は情報のオープン化、人材の流動化、そしてAI技術の進歩によって終わりを迎え、これからは個々のコンサルタントが持つ才能が勝負を左右する「ビジネス個性」の時代に入る” 例えるなら、昔は「切…

グッバイ経験値至上主義 第1話

研修やトレーニング この言葉を聞くと「そんなもん止めとけ、時間の無駄だわ!」と言い放ってきた。自分自身 15年間 あらゆる研修をボイコット。どうしても出ないといけない時はどうするかって?寝るかネットサーフィン、鉄板です。若い頃、一度だけ部代表…

ジーパンと稼働率

働き方を変えて 何を実現したいんだ? 「そこの優秀なあなた うちは 残業がなく カジュアルな格好で 仕事できますよ ぜひ来てください」 アホっ そんなんで来るか! 「え〜本日は当社の株主総会にご足労頂きどうもっす うち残業を減らしたんすよ 服装もジー…