Boku_to_Kimi 世界一の日記

コンサルタント必見「ビジネス個性を大切に」をテーマに、現役コンサルタントたちが曝け出す苦悶の協奏曲

嫌いな単語 圧倒的第1位

”お客様”

この単語だけは絶対に使わない 正直、仲間や同僚が使うのも聞きたくない

それほど ペリーにとっては 嫌いな単語だ。

この単語を使う君 その瞬間 どういう気持ちでその単語を発しているのか?

そういうように教わってきたから?そう言っておけば誰にも怒られないから?あるいは、単純にお金をくれる相手だから?

人間にとって言葉は重要だ。使う言葉ひとつひとつ 雑にすると 己の心が淀む 軸がぶれる 本心が見えなくなる。

”様”という立場の階層を表す単語を 何も考えず 習慣的に使うことを ペリーは許さない。特に コンサルタントという肩書きで、自分の胸に値札をはって、日々仕事をするものは 安易に使ってはならない。

 

「消費者」という単語 最近はめっきり聞かなくなった。インターネットが普及する前は、みんな消費者と呼ばれていた。メーカーからの一方的な広告・マーケティングに踊らされて 盲目的に金を払った。「消費する者」というのは どうみても崇高なものではなく卑下された言い回しだろう。今の時代、そんな卑下した見方では、全く相手にされない。SNS、口コミでニセモノはばれる。買う側の目がこえ、売る側と対等、あるいはそれ以上になった。だから自然と「消費者」は使われなくなった。

この変化は、B2Cに限ったことではない。B2Bも同じこと。選ばれるのはとてもシビアになった。昔ながらの「よく分からないけど なんだか安心」というプレミアムは存在しえない。本物が選ばれる。逆に言えば、選ばれる企業は、ホンモノを提供することをコミットしている。そこに金を払う側と貰う側に上下関係はなく、フラットな関係、つまりパートナーだ。夫婦みたいなものだ。妻が夫から金をもらってると意識してる夫婦はうまくいかない。

 

いけてない会社ほど 「お客様」を多様する。口ではパートナーと言っておきながら、要するに自信がないのだろう。自分たちが提供する価値に自信がないから お客様お客様と言って 金を払ってくれる相手を敬う。「旦那様 旦那様 旦那様」こういってるのと等しい。気づいたか?これは召使いが言うセリフだ。

 

「召使いのマインドのくせに、妻のフリして夫に高額な指輪のプレゼントを要求する」

そんなコンサルは銀河系で仕事するのは諦めろ とペリーは言っている。

終わり